閉塞感が漂う日々。。(2)
2020/12/15
こんばんは。
春先に同様のタイトルでブログを書きましたが、それから半年が経ち、だいぶ様相も変わってきました。
おりしも昨日、「GO TO トラベル」も停止となり、また新たな局面となりました。
コロナと向き合っていくことは、長期戦となりそうです。
私は学生の頃、保健師として「公衆衛生学」を学んでいました。
海外では、公衆衛生を「public health」と呼び、花形の学問だそうです。
つい最近まで知りませんでしたー。 (^^;
自身が学んでいた勉強をリアルタイムでみられるということは貴重な機会です。
と同時に、「今の自分ができることは何なんだろうか?」という思いにも駆られています。
今、私は別の仕事もしており、その仕事では高齢者の方とかかわることが多いです。
高齢者の分野は分野で「2025年問題」という問題を抱えており深刻です。
そこにさらにコロナウィルスの問題が降りかかっているというのが現状です。
コロナウィルスにより高齢者は重篤な状態になりやすいということが言われているため、傾向として外出を控えています。
今、一人暮らしの高齢者も多く、ご近所とのつき合いが少なかったりするとますます社会とのつながりが希薄になります。
閉塞感が漂う日々。
今、世界中でどの年代にも訪れている現状です。
それぞれの年代で問題も変わってきます。
高齢者は重症化することを恐れ、また若年者は無症状の傾向が多いとはいえ、後遺症がどうなのかということは、まだ検証されていません。
現状では、どの年代にもリスクをはらんでいるといえます。
暗いことばかり書いてしまいました。
「コロナうつ」という言葉があるとおり、気分が前向きになれない、よく眠れない、この先を考えると不安という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
現実的に収入などに影響があり、苦難に直面してる方もいらっしゃいます。
今、日本で問題になっていることは「女性の自殺」です。
今年の夏以降、女性の自殺は前年と比較しても明らかに増えています。
これまでの日本の自殺の傾向は、男性は自殺未遂より既遂が多く、女性は圧倒的に自殺未遂が多いということでした。
しかし今年は違ってくると思います。
その背景にある大きな要因の1つは「経済的困窮」です。
日本は平均給与でみると男性より女性が極端に低いです。
このようなことがあり、追いつめられている気がしています。
もっと社会福祉の観点から、いわゆる社会的弱者を守るようなセーフティーネットが必要です。
と、また暗い話題になってしまいました。
「生きる」ということは大変だと思います。
一方で「生きていれば何とかなる」ということもあると思います。
お金を借りたとしても利息はつきますが、期間を長くして返済することができるので、いつかは返せる時が来ます。
命を終わらせるのではなく、生きていれば何とかなるという選択をしてほしいです。
私は何か少しでもお役に立てたらいいなと思っています。
今はなかなかそういう気持ちになれないかもしれませんが、
「なるようになる」
「なるようにしかならない」
というような天にまかせる心境も必要なのかもしれません。
実際はそうなんですよね。
自分の人生は思うようにならない。
用意周到にしていたとしても想定していなかったような出来事が起こることもあります。
備えておくことも、もちろん大切ですが、想定外のことが起こった時の気の持ちようも大事だと思っています。
最後にちょっと楽観的なことを書きます。
少し前のネットの記事にありましたが、人が想定している最悪のことが起こる確率は3%しか無いそうです。
「3%しか無い」と捉えるか?
「3%もある」と捉えるか?
どちらかに捉えるかは、その人次第です。
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