「トンネル・ビジョン」とは?
2019/04/17
今日は2回目のブログ更新です。
3月下旬頃からでしょうか。
新しい元号が発表されるという時期になってから、改元時の10連休について考えるようになりました。
お祝いムードにはなりますが、はたして働いている人にとってはどうなのだろう?と思いました。
10連休を取れる方は、正直「長い!」と思われるかもしれません。
連休前はうれしいですけどね (^^;
ふだんの日曜の夜のように10連休の何日か目からは、連休明けの仕事のことが頭に浮かび、ゆううつな気分になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?!
今日、ネットで見た記事に自殺は3月と5月に多いとありました。
3月は年度末ということもあり、中小企業の資金繰りなどの理由もあり多いということです。
5月は異動や昇格の影響が大きいということです。
人は喜ばしいことであってもストレスを感じます。
何か今までとは違うライフイベント、引越や結婚など環境が変化することに何らかのストレスを感じます。自分の「通常状態」にしようと努力をしています。環境に慣れるということです。
そのストレスと対峙し(←大げさな表現であることもありますが)、なんとかなったかなとかふぅーっとひと息ついた時に疲労を感じます。
疲労は身体的にも精神的にも感じます。
5月は、ひと息ついた時期といえます。緊張感が少し緩んだ時期ともいえます。
この時に身体的にも精神的にもぐったりしてしまった時、うつ病発症の可能性があります。
少し休養をとることで回復すれば問題ありませんが、寝ても回復しない、1日ゴロゴロしていてもすっきりしないなどがあれば注意信号です。
ブログのタイトルに「トンネル・ビジョン」と書きました。
これは、うつ状態になった人に「心の視野狭窄」が起こっている状態です。
この状態が進行していくと視野(=考えること)がどんどん狭くなっていき、自殺へのプロセスとなります。
自身も経験がありますが、睡眠がとれなかったり、疲労がとれなかったりする状態が続くと、考え方がネガティブになっていきます。ネガティブの悪循環になってしまいろくなことが頭に浮かびません。
その時の状態を元気になって振り返ってみると、あの時はすごく思いつめていたけど〇〇な方法があった、〇〇な考え方もあったなと柔軟に考えることができます。
「トンネル・ビジョン」の状態になると心の柔軟性が奪われます。
これは非常に危険なことです。
自殺は防げます。
日本はまだまだ自殺大国です。
そして若年者にいじめなどが原因の自殺が多いです。
私はカウンセリングを通して、1人でも自殺を少なくしたいです。
親御さんからもらった命を大事にしてほしいです。
私がカウンセリングを通して実現したいことは他にも大きな柱の1つがありますが、それはまた次の機会に書きます。(^^)
今日は水曜日。
早帰りできる方はぜひ早帰りを。「ライフ」を充実させましょう!
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